登場人物
- 販売会社
- 直接ユーザーの窓口となる
- 信託銀行
- 販売会社が回収した資金の管理を行う
- 帳簿上、銀行の資産に計上される訳ではないらしい
- 運用会社
- 信託銀行に対し、運用を指示する
用語解説
基準価格とは
- 基準価格は一日に一つの価格として公開される
- 投資信託を購入すると通常は翌日または翌々日の基準価格で購入したこととなる
- 基準価格は所有する資産の時価に基づき、運用会社が決定する
純資産総額とは
- 基準価格に総口数をかけたもの
分配金とは
- 一定期間ごとにユーザーが受け取ることができるお金
- 分配金が存在しない場合も多い
リターンについて
リターンを生じうるものとして、
- 分配金(ない場合もある)
- ユーザーの所持する口数に対応する基準価格の増加分(譲渡益)
がある。リターンを見積もる場合、この2つを基軸に考えるべきである。(ググれば過去の基準価格の推移と分配金の実績は簡単に手に入る)
手数料一覧
名称 | 支払い方法 |
---|---|
購入時手数料/買付手数料/販売手数料 | 購入時に直接支払う |
運用管理費用/信託報酬 | 保有時に運用資産から自動的に差し引かれる |
監査費用 | 保有時に運用資産から自動的に差し引かれる |
売買委託手数料 | 保有時に運用資産から自動的に差し引かれる |
信託財産留保額 | 換金時に自動的に差し引かれる |
購入時手数料/買付手数料/販売手数料
- 販売会社に対して発生する手数料
- 無料のものはノーロード商品と呼ばれることもある(ネットで売買する場合は特に多い、というかほとんどの場合無料になってきている)
運用管理費用/信託報酬
- 販売会社、運用会社、信託銀行に対して支払われる手数料
- 運用基準が簡単なインデックス型のほうがアクティブ型に比べて安くなることが多い
- ほとんどの場合年率で書かれるが実際には日割り
監査費用
- 投資信託は決算ごとに外部から監査を受ける必要があり、そのときに発生する費用
売買委託手数料
- 投資信託が株式等の売買に要する手数料等の費用
信託財産留保額
- 投資信託会社が換金時に必要となる経費
- 短期売買を抑止する効果もある
他に費用がかかることもあるから注意する必要がある
税金について
- 株式投資信託と公社債投資信託がある
- 基本的に税率は約20%
その他
- 特定口座を用いると申告の必要がない(販売会社が代行する)
- ただし投資信託で得た利益が20万円以下の場合は本来税金を収める必要がないにも関わらず自動的に支払われる可能性があるため注意